こんにちは!
ピラティス&コンディショニング BeX代表の米川です😊
日常生活の中で、歩いている時や立っている時に「太ももの前や外側が張る」と感じる方は少なくありません。この感覚に悩まされる方は、ストレッチや筋膜ローラーを使って一時的に解消しようとすることが多いかもしれません。
しかし、これらのアプローチは対症療法に過ぎず、根本的な解決には至らないことがほとんどです。この状態を放置していると、長期的には姿勢の悪化や痛みにつながることもあります。では、なぜ太ももの前や外側が張るのでしょうか?
太ももの張りの原因とは?
1. 骨盤の前傾と反り腰
骨盤が前方に傾きすぎてしまうことで、いわゆる「反り腰」になっていることが一つの要因です。骨盤が過剰に前に傾くと、太ももの前や外側の筋肉が常に緊張し、短縮した状態が続きます。これにより、これらの筋肉が過度に使用され、張りや不快感が生じます。反り腰は、腹筋や臀部の筋力低下、あるいは柔軟性の不足が原因であることが多いです。
2. 重心の後方移動
重心がかかとの方に偏ると、太ももの前側が体を支えようとして緊張します。特に、太ももの後ろ側(ハムストリングス)の柔軟性が低い人は、この状態になりやすいです。これにより、立位や歩行時に太ももの前側の筋肉が過剰に働くことになり、張りが生じます。また、普段の姿勢や立ち方のクセがこのメカニズムに関与している可能性もあります。
3. 体幹と臀部の筋力不足
体幹や臀部の筋肉が弱いと、これらの筋肉が本来果たすべき役割を代償して、太ももの前や外側の筋肉が過剰に働くことがあります。大きな筋肉である太ももが補助的に使われるため、張りを感じることが多くなります。この状態を改善するには、体幹と臀部の筋力を強化する運動が必要です。
どうすれば根本的に解決できるのか?
太ももの前や外側が張る原因を理解したうえで、重要なのは「なぜそうなっているのか?」という根本的な原因を追求することです。ストレッチや筋膜リリースは一時的な効果をもたらすかもしれませんが、姿勢や筋力バランスの乱れを修正しなければ、問題は繰り返されます。
・反り腰の改善には、骨盤を適切な位置に保つためのエクササイズが有効です。例えば、骨盤後傾を促すエクササイズや、腹筋群と臀部を強化するトレーニングが役立ちます。
・重心の調整には、姿勢改善のためのフィードバックや、歩行のパターンを修正するトレーニングが必要です。
・体幹や臀部の強化には、ピラティスや体幹トレーニングが効果的です。これらのトレーニングは、筋肉のバランスを取り戻し、太ももの前や外側の過剰な負担を軽減することができます。
もしご自身の太ももの張りが気になる方は、ぜひ専門的な視点でのアプローチを取り入れてみてください。当店では、個々の問題に合わせたトレーニングプログラムを提供しています!
自分自身の体と向き合い、根本的な改善を目指しましょう!
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アクセス:つくばエクスプレス研究学園駅より車で9分
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